不妊治療日記(ときどき日々の楽しいこと)

間もなく40代に突入する夫婦の不妊治療日記です。たまに日々起こる笑えることも織り交ぜて行こうと思います!

不妊治療始めました(16)2度目の人工受精の結果

※しばらく更新できていなかったのでタイムラグがあります。

 

人工受精二度目に向けて注射の日々が始まりました。やり始める後と、意外に慣れてしまうものですが、刺す所によって痛い所とそうではない所がありました。私はお尻はなんとなく嫌で(刺すとき見えないし)、おヘソの下の下腹部で場所を変えて打っていました。朝晩は良いのですが、昼間に会社で打つのは面倒でした。午前中に行きたいと思っていたトイレに、忙しさで行き忘れて15時過ぎに慌てていくような毎日だったので、昼間の注射を忘れないようにと緊張感がありました。あまり時間がズレてもいけないそうで。

 

今回も、生理予定日が近づいてくると、基礎体温を計るのもドキドキ、生理前の腹痛が始まらないかとビクビクといった感じで、毎日恐る恐る生きていました。早く時間よ進めー!と。

 

そんな中でも、もしかしてうまく受精してるかもしれない、着床できるかな、卵ちゃん頑張ってー!と思ってみたり、少し期待を膨らませていました。

 

そして、、予定通りいらっしゃいました、生理!むむ、、なかなか手強い相手だ。。

 

この頃から、人工受精を何回までチャレンジしようかなと考え始めたのでした。

 

つづく

不妊治療始めました(15)2度目の人工受精

さて、初めての人工受精に失敗したので、続けて2回目にチャレンジすることに。

 

生理中に病院へ行き、次のスケジュール立てをしなければならないので、1回目で妊娠できず肩を落とした状態で病院へ向かいました。一方で、そう簡単に成功するものではないとは思っていたので、「はい次次!!」という気持ちも強く、落ち込むということはなかったです。

 

前回書き忘れましたが、1回目は排卵誘発の自己注射は行いませんでした。提案はされましたが、自分で打つなんてそんな恐ろしいことはできませんといった感じで。でも、2回目からはやることにしました。。怖いとか言っている場合ではないんだろうなと。

 

エコーで子宮と卵巣の状況を確認し、2回目のスケジュールをたて、注射の方法を教えてもらい(泣)、この日は終了。

 

次回はうまくいきますように。。

不妊治療始めました(14)人工受精に関する疑問

プライベートで色々あり、だいぶ更新できずにいました。少しタイムラグがありますが、下書きはしてあったので、更新します。

 

人工受精に関する私の疑問。

私の通っている病院では、人工受精後、その日に排卵誘発剤の注射を打ちます。でも、色々な病院を調べてみると、数日前に排卵誘発剤をしてから人工受精のパターンの方が多いように感じます。

 

WEBなどで調べると、排卵誘発剤の注射後、約36-38時間後には排卵、また、卵子の寿命は排卵後約24時間くらいで、そのうち精子と受精できるタイミングは約6~8時間と書いてあることが多いようです。

 

一方で、人工受精後の精子の寿命は、一概には言えないようですが、2日程度は生きているだろうと書いてあることが多いように思います。

 

ここで???となるのですが、人工受精をして精子が2日間生きてくれたとしても、排卵誘発剤の注射後、もし38時間後に排卵したとしたら遅くないか???

 

一度質問したら、卵の育ち具合を見ているので、注射は念のためとのことだったのですが、いまいちスッキリせず。。

 

とはいえ、簡単に病院は変えられないし(また一から検査などするのはできれば避けたく。。)、またチャレンジしてみるつもりです!

不妊治療始めました(13)初めての人工受精の結果

初めての人工受精からは、毎日少し緊張感がありました。「生理がくる=今回は残念でした」なので、体温が下がりませんように!高温期よ続いてくれ〜!と、毎朝ビクビクして体温を測っていました。

 

ネットなどで調べたところ、うまくいけば、人工受精から数日で受精し、着床開始までに更に数日、着床完了までに一週間弱と言われているので、まとめると、人工受精からだいたい2週間で着床が完了するということになるようです。

 

これらのステップで何か自覚症状はあるのかな?と更に調べ進めると、

・着床時に着床出血がある人がいて、生理と勘違いする人もいる

・足の付け根がチクチクする人がいる

・このタイミングでもう気持ち悪くなる人がいる

などが書いてありました。それを知ってしまうと、「実は私の足の付け根チクチクしてない?」、「私、我慢しちゃっているだけで本当は気持ち悪いんじゃない??」なんて考え始め、何か自覚症状があるのかどうか良くわからなくなっていました(笑)。

 

人工受精からちょうど2週間目の朝でした。基礎体温がガクッと下がりました。私って潔くない人間なんだなとこの時に思ったのですが、「口の中の体温計が宙に浮いていたかな?」なんて思い込もうとして、何度か測り直したりしたんですよね。。重く考えないようにしているけれど、もしかすると、自分が思う以上に、不妊治療に心を支配されているのかもしれない。。

 

少し話が逸れてしましたが、もちろん、何度測っても体温は変わらず低いままで、その日の日中に生理になりました。

 

もう一度チャレンジする場合、生理中に診察に行かなければいけないので、週末に予約を入れて初チャレンジ終了。旦那さんにも報告し、あっけないものだなと少し虚しくなったのでした。

 

つづく

 

 

不妊治療始めました(12)初めての人工受精

人工受精当日になりました。

旦那さんと一緒に病院へ向かい、旦那さんは採精室へ。私は本を読んだり、ネットサーフィンしたりで時間を潰しました。

 

旦那さんが戻ってからも、精子の調整をして、運動率の高い精子のみふるいにかけたりするので、小一時間は待ちます。先に旦那さんだけ来ていても良いのですが、待つのをわかっていて来ているので特にストレスもなく引き続き読書など。

 

小一時間で呼び出され、精子の状況について説明があります。先生から「とても良い状態でしたよー」と言われ、少し安心。続いて、「内診室で人工受精していきますねー。」と言われ、いったん退室。

 

次に内診室へ。注入をする際には、自分では見えないからわかりませんが、いつもとは違う器材を使っていたような、位置を固定されるようか感覚がありました。そして、いざ注入となった時に、精液の入った小さな試験管のようなものをカーテン越しに見せられ、お名前お間違いないですかー?と聞かれます。ハイと言うと、もう後は5秒くらいで注入して終了。もちろん、痛みなどはありません。

 

私の通っている病院は、その後の安静などは無し。いつもの内診後のように、お疲れ様でしたーと部屋を出て終わりで、最後に看護婦さんにゴナトロピンという排卵誘発剤を注射してもらい完了。

 

あとは、2日前の診察時に、人工受精後の黄体ホルモン補充の錠剤もいただいていたので、何日か飲み続けることになります。人工受精は、診察などの費用も含めて27,000円でした。

 

普段通りでOKで、安静ということでもないそうなので、旦那さんと何駅分か歩いて帰りました。初めての経験ということもあり、なんとなく小さな命がお腹に宿るかもしれないと、幸せな気持ちで歩いていたのを覚えています。

 

続く。

 

 

 

 

不妊治療始めました(11) 初めての人工受精に向けて

卵管の通過が確認できたので、人工受精までの流れを書きます。

 

とその前に、私のスクリーニング費用は27,000円でした。卵管造影の検査費用は、保険がきくので支払額は5,000円位、前回書き忘れてしまったので、こちらに書いておきます。

 

それでは、人工受精までの流れについてです。まず生理中に一度通院し今周期で人工受精する意思を確認します。次にスケジュールを決定します。この日の内診の状況などから、人工受精をする日の目処をたてます。その後、予定日の2日前に再度診察し予定通り実施できそうか卵胞のチェックをし、日程を最終決定します。事前準備はそれくらいです。

 

その他に自分で出来ることといったら、規則正しい生活をすること(食事内容を気をつけたり、睡眠をきちんととったりすること)くらいですかね。食事は昔から大切にしている方なので、どんなに忙しくとも、帰りが遅くなろうとも、朝晩自炊をして栄養バランスには気をつけていました。コンビニのお弁当や出来あいのお惣菜などは、どんな素材を使っているかわからないので元々好みませんし、何よりうちの旦那さんが自炊したものしか食べません(なら、たまには代わりに作ってくれと思いますが)。。

 

では、不妊治療をする人として理想の食生活を実践できていたかというと全くそんなことなく、お酒は夫婦共々大好きなので毎日飲んでました。そして、「人工受精の一週間前からは少し量を減らし、前日は飲まない」を私のルールとすることに決めました。“不妊治療中はお酒を絶つ”と潔くいきたいところですが、ルールを作りすぎて自分自身を雁字搦めにしてしまって、治療をストレスにしたくなかったので、私なりに自然な生活をキープできるようにしていました。旦那さんには「飲んでいいのかぁ〜?」と言われていましたが、「大好きなお酒を止めてピリピリしてたり、暗い顔で治療されても嫌でしょうに。リラックス、リラックス〜。楽しむくらいで行きましょ〜。」と言っていました。

 

あーだこーだ正当化させようと書きましたが、言い訳ですかね(笑)。ただ、一応先生にも聞いてみたところ、飲み過ぎなければねー、という感じでした。

 

また、睡眠は足りていないと思います。だいたい毎日4〜5時間です。深夜残業にならない限り残業代がつくわけではないので、それであればあまり遅くならないうちに帰宅し、健康のためにもまず家で遅くない時間に夕飯など済ませ、家の事が全部片付いてから自宅で残務処理をしようと考え、以前からそのパターンで生活しています。ただ、家に帰るのが遅ければ、時間がないから夕飯は手抜きーと出来るのですが、そこまで遅くない時間に帰るとそれなりに家事に時間をかけてしまい、結果仕事を始める時間も遅れ、結局寝るのが25時くらいになっちゃうんですよね。。我ながら時間の使い方が下手です。それにしても仕事量が多すぎなのですが。。

 

あとは、よく言われている葉酸サプリはこの頃からとるようにしました。治療状況とブログにタイムラグがありますが、この後も含め、私が自分で取り入れているのは葉酸くらいです。調べ始めると、ザクロがいいとか、何がいいとか色々と目にしますが、「そこまでしないといけないなら、人類はとっくに滅亡している。年齢部分のマイナス面は医療技術に頼ろう!」という考えで、あまり振り回されないようにしました。色々飲んでみるより、一時間でも多く寝る努力をした方が良いんじゃないかなーと。

 

こんな感じで、この後も治療に対しては、①情報に振り回されない、②ストレスを溜めるくらいなら少し休むか止める、③後悔しないように何事も自分で納得するまで考えて判断する、というスタンスで向き合っている気がします。

 

準備は少ないのに長々書いてしまいました。次は人工受精当日について書きます!

 

不妊治療始めました(10) 卵管造影

卵管造影検査の当日になりました。

 

まな板の上の鯉だな、と腹をくくって施術室で横になっていると、先生登場。消毒後、カテーテルを入れて準備完了、造影剤流しまーすと、造影剤の注入が始まりました。

 

嫌〜な鈍痛が始まりました。なんと表現していいのかわからない痛みなのですが、とにかく嫌〜な嫌〜な鈍痛。。なんだよこれ、もぉ〜、ヤダヤダヤダ、、、というような事を繰り返し考えていたような気がします。

 

看護師さんがモニターを見ながら、「白く写っているのが造影剤ですよー。だんだん入っていってるのがわかるでしょ?」などと言ってくれています。私は無視。申し訳ないがこっちはそれどころではないのです。「顔色少し悪いけど大丈夫?」と言われ、あまりに様子がおかしいと中止になることもあると聞いていたので、こんなことは一度で済ませたいと思い、必死で「はい。。」と薄い声でかろうじて返事。「痛い?」「(黙ってうなずく)。。」というやり取りが何度かありました。注入が始まってしばらくしてから先生が、「ほら、だんだん造影剤が線みたいに延びてきているのわかりますかー。卵管に造影剤が入っていっていますねー。」などとおっしゃっていたと思います。1秒でも早く回りきってくれ、痛いし気持ちが悪いし、もう限界かとかなりぐったりなってきた頃、「通りましたね!」と声がかかり、注入は完了。終わったーーと思ったのですが、そこから先生がちょっと右向ける?今度は左と言うように体を動かすように指示。もうね、私それどころじゃないのよと思いながら、力を振り絞り対応、ようやく「はい終了ですー!」と検査が終了しました。長く感じましたが、5分〜10分程度だったと思います。

 

その場で先生がモニターを見ながら、「卵管は通っていましたね。最後に左右向いてもらったのは、子宮の形をきちんと見るためで、造影剤が子宮全体に回るように動いてもらいました。子宮の形は弓状ですね。本来、子宮の上方がやや丸みを帯びているんですが、逆にちよっと下がっているでしょう?詳細はこの後問診室で話しますねー、お疲れ様でしたー!」とお話くださって、とりあえず検査は終了。

 

着替えるのもやっとでした。造影剤がはいったままなので、お腹は張ったまま、それにより痛みも消えずという状況。まーでも、終わって良かった。。

 

問診室に移って、結果のフィードバックをもらいました。卵管は一緒に見たとおり通っている確認が出来たこと、また子宮の形は弓状子宮という奇形、ただ、奇形の中で一番多いもので、この奇形が不妊につながるというわけでもないような話でした。若干気にはなるものの、直しようがないものなので、あーそうですかといった感想だけでした。「では、卵管の通過確認ができたので、人工受精に向けて進めて行きましょう」ということで、次回の予約をし家路につきました。途中、生理痛の痛み止めを追加で飲みました(笑)。

 

次回は、具体的に人工受精にむけた準備などについて書こうと思います!