不妊治療日記(ときどき日々の楽しいこと)

間もなく40代に突入する夫婦の不妊治療日記です。たまに日々起こる笑えることも織り交ぜて行こうと思います!

不妊治療始めました(10) 卵管造影

卵管造影検査の当日になりました。

 

まな板の上の鯉だな、と腹をくくって施術室で横になっていると、先生登場。消毒後、カテーテルを入れて準備完了、造影剤流しまーすと、造影剤の注入が始まりました。

 

嫌〜な鈍痛が始まりました。なんと表現していいのかわからない痛みなのですが、とにかく嫌〜な嫌〜な鈍痛。。なんだよこれ、もぉ〜、ヤダヤダヤダ、、、というような事を繰り返し考えていたような気がします。

 

看護師さんがモニターを見ながら、「白く写っているのが造影剤ですよー。だんだん入っていってるのがわかるでしょ?」などと言ってくれています。私は無視。申し訳ないがこっちはそれどころではないのです。「顔色少し悪いけど大丈夫?」と言われ、あまりに様子がおかしいと中止になることもあると聞いていたので、こんなことは一度で済ませたいと思い、必死で「はい。。」と薄い声でかろうじて返事。「痛い?」「(黙ってうなずく)。。」というやり取りが何度かありました。注入が始まってしばらくしてから先生が、「ほら、だんだん造影剤が線みたいに延びてきているのわかりますかー。卵管に造影剤が入っていっていますねー。」などとおっしゃっていたと思います。1秒でも早く回りきってくれ、痛いし気持ちが悪いし、もう限界かとかなりぐったりなってきた頃、「通りましたね!」と声がかかり、注入は完了。終わったーーと思ったのですが、そこから先生がちょっと右向ける?今度は左と言うように体を動かすように指示。もうね、私それどころじゃないのよと思いながら、力を振り絞り対応、ようやく「はい終了ですー!」と検査が終了しました。長く感じましたが、5分〜10分程度だったと思います。

 

その場で先生がモニターを見ながら、「卵管は通っていましたね。最後に左右向いてもらったのは、子宮の形をきちんと見るためで、造影剤が子宮全体に回るように動いてもらいました。子宮の形は弓状ですね。本来、子宮の上方がやや丸みを帯びているんですが、逆にちよっと下がっているでしょう?詳細はこの後問診室で話しますねー、お疲れ様でしたー!」とお話くださって、とりあえず検査は終了。

 

着替えるのもやっとでした。造影剤がはいったままなので、お腹は張ったまま、それにより痛みも消えずという状況。まーでも、終わって良かった。。

 

問診室に移って、結果のフィードバックをもらいました。卵管は一緒に見たとおり通っている確認が出来たこと、また子宮の形は弓状子宮という奇形、ただ、奇形の中で一番多いもので、この奇形が不妊につながるというわけでもないような話でした。若干気にはなるものの、直しようがないものなので、あーそうですかといった感想だけでした。「では、卵管の通過確認ができたので、人工受精に向けて進めて行きましょう」ということで、次回の予約をし家路につきました。途中、生理痛の痛み止めを追加で飲みました(笑)。

 

次回は、具体的に人工受精にむけた準備などについて書こうと思います!