不妊治療日記(ときどき日々の楽しいこと)

間もなく40代に突入する夫婦の不妊治療日記です。たまに日々起こる笑えることも織り交ぜて行こうと思います!

不妊治療始めました(9) スクリーニング検査の結果

さて、スクリーニング検査の結果が出ました。

 

旦那さんの方は、精液量が若干少なめではあるものの、濃度がかなり濃く、その他もいたって良好とのことでした。

 

私の方も、前述の通り子宮筋腫という懸念点はあるものの、血液検査含め、それ以外は特に問題が見当たりませんとのことで、年齢という大きな壁はあるものの、少し安心しました。

 

結果を聞いた後、次のステップとして卵管が通っているかどうか(排卵した後の卵子が子宮に向かうまでの道が詰まっていないか)の検査について話をしました。

 

卵管造影をするということでしたが、この時も勉強が足りておらず、ランカンゾウエイ??状態でした。お話を聞いて、子宮にチューブで造影剤を入れることで、レントゲンに子宮の形と、卵管の通り具合を映し、状況を確認するということがわかりました。看護師さん曰く、稀に、卵管が詰まっていたけれど、造影剤を流した事で道が通ったというケースもあるのだとか。

 

卵管が通っていないと、排卵後のタイミングで精子が子宮にいたとしても、卵子がそこに到達していないので受精できず、何度チャレンジしても妊娠出来ないということになります。これはやらない選択肢はないなと理解し、お願いすることにしました。

 

また、子宮の形によって、妊娠しやすい、しにくいがあることも、このタイミングで初めて知りました。。ま、知っていても自分で子宮の形は変えられるわけではないので、どうしようもないですけどね。

 

では検査の日程を決めましょうとなった時に、ふと嫌な予感がして、「検査は痛いですか?」と質問しました。先生は、「人それぞれなんですけどねー。痛いって感じる方もいますねー。生理痛のような痛みってよく言われています。」と。看護師さんは、「心配だったら、生理の痛み止めの薬を事前に飲んでおいてもいいですよー。」と。「おーっと、そうなんですねー、わかりました。。」と問診室を後にしました。

 

困りました。私は生理痛が激しく、本当に酷いときは気を失ったこともあるくらいなのです。痛みには強い方の人間だと思っているのですか、生理痛だけは完全に別でして。生理痛がある人は特に痛みを感じやすいということも聞き、一気に憂鬱になってしまい、とぼとぼ帰路についたのでした。。

 

次回は卵管造影検査について書こうとおもいます!

不妊治療始めました(8) 病院選び

皆さん悩まれると思う病院のタイプの選択についてです。不妊治療をするときには、大きな総合病院、産婦人科不妊治療専門クリニックという選択肢があると思いますが、私がお世話になっているのは、3つ目の不妊治療専門クリニックです。

 

それぞれのメリット、デメリットについてまとめてあるサイトなどを参考にして決めました。よく書いてあるのが、総合病院は少しコストが安いが先生は毎回変わる、産婦人科は同じ先生がずっと診てくれるという安心感があるが最新設備が整っているところが少なく待ち時間が長い、専門クリニックは先生は毎回代わりコストもやや高いが、専門医がいて最新設備が整っているところが多い、といったところでしょうか。結局はそれぞれの病院によるとは思いますが、概ねそういう傾向があるんでしょうね。

 

私の場合、仕事をしながらで、会社にも事情を話すつもりはなかったので、待ち時間が長そうな産婦人科は選択肢から消えました。以前ピルをもらおうと産婦人科に行ってしまったら、二時間半待ってまだ順番が来なくて帰ったことなどもあって懲りており😵。。次に、総合病院は、大学病院とかのイメージがあって、研修の生徒さんとかが診察に何人も立ち会ったりするのかなぁ??待ち時間も長そうだし嫌だなぁということで消え、残った不妊治療専門クリニックでいいんじやないかな、最新設備が整っている方が良いしと納得しました。旦那さんが選んだ病院も専門クリニックでした。

 

個人的な感想ですが、不妊治療専門クリニックについての診察当初の感想は、

良い点/

機械的に色々と進んでいくので、流れ作業にのる感じで、恥ずかしいとかいう感情はうまれない。

・比較的時間通りに診察してもらえる。

悪い点/

・説明が雑、時には無い。

・診察の引き継ぎがきちんとされていない。

というものでした。

 

恐らく不妊治療の病院に行く多くの方は、自分で色々と調べて、相応の知識をもって診察に行くのだと思います。私の場合、不妊治療の可能性は頭の片隅にはあったものの、具体的に治療するということが検討のテーブルにあがってからあまり悩む間もなく病院に行ったので、一般の成人女性と同程度(以下?)の知識しか診察を開始した時点ではありませんでした。

 

病院の先生方も、不妊治療を始める人はある程度知識があると思っているんだなと気づいてから、わからない事は「勉強不足ですみません」を枕詞に何でも聞くようにしました。聞くとちゃんと答えてくれます。次回持ってきてと言われた同意書なども、「説明を受けた」というチェック項目があるのに全然説明を受けていない項目などもあったりするので、そういう時は次に行った時に、説明をまだ受けていないのでチェックできませんと伝え、きちんと説明をしてもらうようにしていました。

 

専門クリニックは、先生も毎回違いますので、指摘することはきちんと指摘するようにし、必要な情報はきちんと聞き出すよう心がけるようになりました。そうやって割りきり、自分で考え、病院が何か間違えたことを言っていないか注意を払ってという癖がついてきたので、今はだんだん不満が減ってきています。患者側がそこまで気を遣わなければいけないのかと病院には言いたいですが。。

 

具体的には、薬を使っていない時も、薬の効果で内膜がしっかり厚みがありますね〜なんて言われたり、生理日から●日目ですねと全然違う日数を言われたりしたことがあったので、そういう時は「いったい誰のカルテ見てるんですかね・・・大丈夫ですか。。」と指摘する機会などがありました。。

 

次はまた診療の報告に戻ります!

不妊治療始めました(7) 私の初診

日曜日、少しずつ旦那さんと最低限の会話もするようになり(笑)、一緒に病院に向かいました。

 

名前を呼ばれるまでは15分くらいだったでしょうか。問診と、スクリーニング調査として採血と超音波の内診があったと思います。

 

問診では先生に、年齢が上がるにつれ卵子の数がどれ位減少していくかや、年齢別の妊娠率や流産率についてお話をお聞きしました。また、治療としては、一般的にはタイミング法、人工受精、体外受精とステップアップしていくこと、ただし私達については、昨日旦那さんが言っていたように、年齢も年齢なので、人工受精からのスタートしましょうか、という話をしていただきました。その内容で合意すると、今後の流れの説明があり、夫婦のスクリーニング検査の結果を見て、特に問題が見当たらなければ、卵管が通っているか(排卵された卵子が子宮まで到達する道が通っているか)の検査をし、そこも問題なさそうであれば、早速人工受精開始ということを話していただきました。

 

その後、初めての内診。内診はなんとなく憂鬱ですよね、やはり。ネットなどで検索するとよく書いてある通りで、内診台の真ん中にカーテンの仕切りがついていて、健康診断でやる子宮がん検査と同じような設備でした。一つ違うのは、超音波によって映されるモニターを、患者も見れるようになっているところ位でしょうか。

 

内診では、子宮筋腫がいくつか確認され(毎回健康診断で言われていたので特にびっくりもせず)、子宮筋腫不妊の原因になることなども聞きました。あ、ということは、はじめ先生とちょこっと話して、内診して、その後具体的に色々な話をしたんですね、たぶん。記憶があやふやなところもあります。すみません!

 

初診の感想ですが、表現が悪いですが、「流れ作業のベルトコンベアーに乗ったような感じ」というのが正直な感想でした(笑)。私は不妊治療専門のクリニック行ったので、余計そのように感じたのかもしれません。このあたりはまた機会があれば詳しく書きたいと思います。

 

次は病院選びについて感じたことを書こうと思います。前に書いた通り旦那さんが選んだ病院ではあるのですが、旦那さんが病院に行くまでの数日、本当にその病院でいいのか!?と私もこっそり調べました。途中で病院を変えるのはエネルギーを使いそうだし、余計なお金もかかりそうなので、ちゃんと納得して決めたいなと。

 

つづく。

 

不妊治療はじめました(6)背中を押してもらった

仕事と私生活の色々が重なって、だいぶ間があいてしまいましたが、、続きを書きたいと思います!

 

土曜、旦那さんが病院から帰ってきました。不妊治療についての冊子を1冊持ち帰り、私の目に映るように広げて見せてきますが、私か見向きもしないので見せるのは諦めたようで、一生懸命説明してきます。

 

「若ければタイミング療法とかから始めるらしいんだけどね、俺達はもう年齢も年齢だから、なるべく早く人工受精から始めて、それも何回かやってダメだったら、早めに体外受精に変えたほうがいいんじゃないかって。」

 

「俺、今日スクリーニング調査っていうの受けてきたよ。奥様もまずはスクリーニング調査をしてみましょうって。」

 

「ほら、これに色々書いてあるからさ、読んでみて!ね。聞いてる!?読んでみてどうするか考えよ。というか、奥さんも早めに来てくださいって、明日初診できるってよ。行ける?俺もついて行くからさ、行こ。おぃ〜(困)、、WEB予約しよ!するぞ?いいな?するぞ?」

 

「・・・」

 

「したぞ。行こうな。」

 

「・・・」

 

という感じで、この数年間は何だったのというスピードで話が進み始めたのでした。

 

因みに、旦那さんのスクリーニング調査は確か25000円位でした。

息抜き日記 笑える旦那さん(小話編)

ある日、旦那さんがジョギングから帰って来た時のこと。玄関のドアも締め切らないうちに、

旦那さん:「あのさぁ〜、聞いて、聞いて。走ってたらさ〜ぁ〜」

珍しく帰宅した途端にペラペラ喋り出しました。

旦那さん:「何かさ、走ってたらさ、右目の端っこにチラチラ影がうつるわけよ」

私:「何だったの?」

旦那さん:「走るのに集中してたから、あまり気にしてなかったんだけど、そういえばだいぶ長くチラチラするなーと思って見たらさ、」

私:「何ー?」

旦那さん:「なんと、雀!」

私:「どゆこと!?」

旦那さん:「俺と同じ位のスピードでずっと俺の右肩の上くらいを飛んでるの!」

私:「嘘!そんなの飛んでたら耳の横でバッサバッサ羽の音してすぐ気づくじゃん!」

旦那さん:「音楽聞いてたんだもの。少なくとも500メートルは一緒だったぞ。俺について来ている感じでさ!」

旦那さん:「『おいおい、どうした?』って言ったんだけどさ、ずっとついてくるわけ、ようやく信号でね、俺が止まったら先に行ったわ〜!」

私:「本当にぃ〜?」

旦那さん:「俺さ、雀って俺のセソンなんじゃないかと思っちゃった。だってこんなこと普通は起こらないでしょ!!」


私:「?」




💡!!

えっ、嘘。。。


☓ セソン
  ↓
☓ センゾ(先祖)
  ↓
○ ゼンセ(前世)

だよね、たぶん。。
雀のこと忘れるわ。。。

不妊治療始めました(5)旦那さん一人で病院へ行く

つづき。

 

金曜になってしまいました。旦那さんはまだ一生懸命病院を探してくれています。色々調べてくれて、「ここが通うにも負担が少ないし、不妊治療の専門みたいだからいいと思うんだけどさぁ〜どう?」などなど言いながらホームページを見せようとしてくれたりします。

 

ただ、私はこの時まだヘソが戻っていなかったのです。。サイトに目も向けず、「知らない」とか、おブス対応しかできず。。怒りもせず、旦那さんは「じゃあ予約して、とりあえず俺だけ行ってくるぞ、それでいいな?俺行って来るからな!?」と、土曜に一人で病院に行って話を聞いて来てくれました 泣。。

 

今でも思い出すと申し訳なさと、第一歩を踏み出してくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいになります。。

 

そんなこんなで、私達夫婦の不妊治療が始まりました。


自分で選択してきたことなので、後悔はしていませんが、今はやはり旦那さんの子供がほしいと心から思えます。これまで遠回りをしてきてしまいましたが、ちゃんと現実と向き合いながら、あまり考え過ぎずに、出来ることをしていこうと思っています!


前段が長くなりましたが、一生懸命働いて、気づいたらいい歳になっていて、そんな時が一番仕事が楽しくなってきた時で、世間では高齢出産のニュースがたくさんあるし、まだ大丈夫かなと何となく30代後半まで来てしまっていて、ようやく不妊治療にふれてみたら、そんなに簡単ではない現実に直面している私みたいな人、、結構いるんじゃないかと思うんです。


こんな私達の治療日記が、そんな同じような悩みを抱えている方の励みになるようなことがあれば幸いです。


次から具体的な治療について書いて行きたいと思います!

息抜き日記 笑える旦那さん(夢編)

うちの旦那さんはたくさん夢をみるようです。私への共有方法は、①寝言、②夢の報告(パッと起きて、見た夢を30秒くらいで凄い勢いで一方的に私に伝えて、またバタッと寝る)の主に2パターンとなります。慣れちゃいましたが、何で報告するんでしょうね 笑。

これまでも色々面白いのがあったので、思い出したら書いて行こうと思いますが、一番最近の寝言をご紹介。

「いいってぇ〜😆、いいからっ😆、いいってばぁぁ〜😆!俺のっ、俺の名前はいいのっ😆!いいの、いいのっ😆!出さなくていいって!俺の名前は出さなくていいってばぁあ〜〜😆」

夢の中で誰かのお役に立つことしたのね。そしてちょっと奥ゆかしいじゃない、偉いぞ!